2014/11/19 ニュース
九州電力の地熱発電設備でタービンブレード損壊

 九州電力は11月17日、山川地熱発電所(鹿児島県指宿市、定格出力3万kW、営業運転開始・平成7年3月)の法定点検期間を延長すると発表した。蒸気タービンの第1段動翼に損傷が見つかったためで、第1段ブレードの152枚中24枚が損壊していた。このため、当初予定していた11月23日の再稼働が見込めなくなった。ブレードの損壊原因は調査中だが、今回の点検延長で電力の供給に支障は発生しない見込みという。法定点検は10月20日から実施していた。