NTTタウンページ(東京都港区)は6月20日、太陽光発電設備の都道府県分布と登録件数推移を調査した結果概要を発表した。それによると、都道府県別の設備登録件数(人口10万人当たり)の1位は15.99件で宮崎県だった。
今回の調査は、自社の商品紹介サイト「TPDB.jp」の情報提供の一環として、職業別電話帳データを活用し調査したもの。設備の導入件数は、平成26年は5623件と平成17年比で約1.8倍伸長した。住宅向けの設備設置件数が多い都道府県は、1位は愛知県(8万7981件)、2位は埼玉県(6万5820件)、3位は東京都(5万5099件)の順位となった。人口10万人当たりの順位は、宮崎県が10年間変わらず1位。2位は高知県で11.70件、3位は熊本県で11.68件となっている。一方、平成25年の日照時間ランキング(年間)では、1位が潮岬(和歌山県)、2位が甲府、3位は清水(高知県)となっており、日照時間の長さと設備登録件数の相関関係が透けて見える。