2014/06/23 ニュース
日立造船、藤ヶ谷清掃センターの工場棟を客先に引き渡し
 日立造船はこのほど、別杵速見地域広域市町村圏事務組合(大分県別府市、杵築市、日出町で構成)向けに建設していた「藤ヶ谷清掃センター」の工場棟を竣工し引き渡した。同センターは、同社とニチゾウ九州サービスが設立した特別目的会社「別杵速見環境テクノロジー」が15年間運営・維持管理を行う。
 
 同センターは廃棄物発電設備・太陽光発電設備が付帯するストーカ式焼却炉(処理能力235t/日)、リサイクルセンター(25t/日)で構成される。焼却炉で発生する焼却灰は、太平洋セメント大分工場でセメント原料にリサイクルされ、最終処分場の延命化を図っている。今後は旧施設の解体と跡地整備工事を行い、来春に全て完工する予定。