宮城県企業局が公募し、アクアパワー東北(東北発電工業、アジア航測など5社で設立)が事業主体となっている小水力発電設備「馬越石水力発電所」がこのほど竣工した。同発電所は7月14日の運転開始を予定しており、これに先立ち企業局は6月13日に報道各社向けの発電所見学会を開催する。

　

　同発電所は、市内の高区調整池(仙南・仙塩広域水道の設備)に設置されたもの。出力は250k、年間発電量は186万kWhで、昨年7月19日に両者が事業協定を締結。今年1月24日に着工していた。