経済産業省が4月15日に公表した平成24年度のエネルギー需給実績(確報)によると、同年度の再生可能エネルギー消費量は1万4347ペタジュール(PJ)と、前年度比で1.3%減少した。生産量の減少や前年度と比べると冷夏・暖冬だったことなどが原因とみられる。再生可能エネルギー消費量は35PJと3.7%減だった。
一次エネルギーの国内総供給量は、再生可能・未利用エネルギー全体で841PJ(0.1%減)と横ばいで推移。太陽光・風力・バイオマスなどの自然エネルギーは193PJ(4.6%増)、地熱エネルギーは23PJ(2.3%減)、未利用エネルギーは626PJ(1.4%減)となった。エネルギー消費全体での再生可能エネルギーのシェアは0.2%と、前年度比で0.1ポイント低下した。