シーメンス エナジーセクターはこのほど、ユーラスエナジーホールディングスが秋田県由利本荘市に建設する風力発電設備「ユーラス由利高原ウインドファーム」向けの風力発電機17基を受注した。17基の合計出力は51MWで、ダイレクト・ドライブタイプの「SWT-3.0-101」(出力3MW)の納入・設置支援を実施する。設備は2016年1月の稼働を予定している。
今回の受注に際し、ベルンハルト・ミューラー・同社エナジーセクター ウインドパワー事業本部アジア太平洋地域陸上風力事業本部長は、「当社のダイレクト・ドライブ技術を再びユーラスエナジーに提供できて大変光栄に思う。エネルギーコスト面で競争力のある製品を提供し、地域社会の皆様が、クリーンな再生可能エネルギーの恩恵をより多く享受できるよう使命を果たしたい」とコメントした。