2022/08/25 ニュース
JERAら4社がTLP式浮体洋上風力発電の実証実験を開始

2022年8月19日、株式会社JERA(東京都中央区)、三井海洋開発株式会社(東京都中央区)、東洋建設株式会社(東京都千代田区)、古河電気工業株式会社(東京都千代田区)は、TLP方式の浮体式洋上風力発電の実証実験に向けた準備として、北海道石狩湾の海底地盤調査を開始したと発表した。この調査は、グリーンイノベーション基金事業の一環として国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)により4社が採択された「TLP方式による浮体式洋上風力発電低コスト化技術検証事業」のうち、実証実験に必要な海底地盤構造や特性を把握するもの。

 

*TLP:緊張係留式プラットフォーム(Tension Leg Platform)は、強制的に半潜水させた浮体構造物と海底に打設した基礎坑とをテンドンと呼ばれる鋼管で接続し、強制浮力によって生じる緊張力を利用して係留される洋上プラットフォーム。