2020年9月23日、株式会社Looop(東京都台東区)は太陽光パネルの発電量と余剰量に合わせて蓄電容量を選択できる新型蓄電池システム「エネブロック」を10月1日から販売すると発表いた。従来の蓄電池は容量が固定されているものが多く、太陽光発電設備の容量によっては蓄電容量が過剰になったり、逆に不足することがあった。しかし、エネブロックは最小蓄積容量が2.3kWhで、太陽光発電設備に容量に合わせて、蓄電池の容量を選ぶことができ、一度設置した後でも最大で14.4kWhに連結することができる。これにより過剰容量による余分なコストを回避できる利点がある。既存のパワーコンディショナーを使用することも可能。蓄電容量9.6kWh(4台)で238万円(税別)が目安の価格となる。