2019年、ドイツの発電量における、風力や太陽光などの再生可能エネルギーの割合が46.1%を占め、石炭や天然ガスなどの化石燃料(39.6%)を初めて上回った。企業などの自家発電を除く2019年の総発電量は5155億6000万キロワット時で、そのうち再生可能エネルギーによる発電は2374億キロワット時。なかでも24.6%を占めた風力が最大の電力となった。2019年12月、欧州連合(EU)は2050年に域内CO2の純排出をゼロにする目標で合意しており、様々なものの動力となる電気の発電の脱CO2化が目標実現のキーになっている。