2018/06/25 ニュース
日本ガイシ、ドバイで電力貯蔵用のNAS電池を受注

 日本ガイシは6月22日、ドバイで実施される蓄電池実証プロジェクト向けに容量7.2MWh(出力1.2MW)の電力貯蔵用NAS電池を受注した。3月に設置が完了しており、今夏に稼動する予定という。設置されるのは、同国南部に位置する大規模太陽光発電設備「モハメド・ビン・ラシッド・アル・マクトゥーム・ソーラー・パーク」(出力13MW)。実証プロジェクトでは、電力系統に対する太陽光発電の出力変動を安定化する電力系統安定化技術としての有効性などを検証する。同時に、大容量の蓄電池を活用したエネルギーシフトや、周波数調整などへの活用も検証する。