2018/05/29 ニュース
日揮、アンモニア合成の実証試験装置を稼動
 日揮は5月28日 、福島県郡山市でアンモニアを合成する実証試験装置(生産能力20kg/日)を稼動したと発表した。この装置は、産業技術総合研究所と共同研究していた、新規開発したアンモニア合成触媒を用いるアンモニア合成プロセスを実証するためのもの。両者はこの装置を用い、今年末頃まで実証試験を行う予定。この研究は、内閣府総合科学技術・イノベーション会議の戦略的イノベーション創造プログラム「エネルギーキャリア」の一環として行われている。装置は同研究所の福島再生可能エネルギー研究所内に設置された。同社は同研究所、沼津工業高等専門学校などと共同で、低温・低圧下で効率的にアンモニアを合成できる触媒を開発していた。これを受けて、同社は水の電気分解で製造した、水素を原料とするアンモニアの合成試験をこの装置で実施する。 成分中に水素を多く含むアンモニアは、液化が容易で水素に転換させやすく、水素エネルギーキャリアとして有力視されている。