2018/05/23 ニュース
旭化成、相馬市でグリーン水素製造設備を稼動

 旭化成は5月22日、IHIと共同で設置した「グリーン水素」製造設備の試験運転を開始したと発表した。この設備は、福島県相馬市とIHIが4月に開所した「そうまIHIグリーンエネルギーセンター」内に設置されたアルカリ水電解設備。最大水電解電力は120kW、水素製造能力は25N立法m/時で、試験運転は4月から2020年3月まで行われる。同社はこれまでの試験研究で、この設備の製造プロセスが90%以上のエネルギー効率と持つと確認しており、今回の試験運転では実際に太陽光発電設備と連携して運転させ、設備の実用性を検証する。