2018/01/26 ニュース
MHPS、イラク火力のリハビリ工事を受注
 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は1月25日、イラク電力省から同国のハルサ火力発電所1号機の改修工事を受注したと発表した。同社はボイラー、蒸気タービンなどの主要機器・部品を交換し、2020年度の更新完了を目指す。同発電所は1982年に稼働し、稼働後30年以上が経過したため、ボイラーや蒸気タービンなど主要機器が老朽化していた。今回の工事は、機器の更新などで低下した出力を定格の20万kWに復元するもの。発電機などは三菱電機が担当し、輸送や据え付け工事などはトルコのエンジニアリング企業GAMAパワーが請け負う。同工事の資金は、国際協力機構の円借款で賄われる。同社が同発電所のリハビリ工事を受注するのは、2015年3月に受注した4号機の改修工事に続き今回が2回目となる。