東京電力フュエル&パワーは8月23日、川崎火力発電所2号系列第3軸(LNG焚き、出力71万kW)で低圧蒸気タービン最終段翼の取り替え工事を完了したと発表した。この工事は、他社の蒸気タービンで発生した不具合を踏まえ実施したもの。当初は、設備の安全性を確保するため、応急対策として最終段翼の代替品に鋼製の圧力プレートを使用していた。今回の恒久対策工事で、第3軸は設計どおり定格出力が68.5万kWから71万kW、発電効率が約59%から約61%とそれぞれ上昇する。また、従来型のLNG火力と比較して、年間で燃料費を約120億円、CO2排出量を約90万t削減できる見込み。
2017/08/25 ニュース
東電F&P、川崎火力の蒸気タービン安全化対策を完了
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