2017/06/28 ニュース
福島県、再エネ発電設備導入に上限3億円の補助金

 福島県は6月26日、30日から再生可能エネルギー導入支援事業の対象案件を公募すると発表した。公募要領などは30日に公表する。この補助制度は、福島送電合同会社が阿武隈山地や県沿岸部に設置した共用送電線に接続する発電設備の整備案件を募集するもの。売電収入などの一部は、東日本大震災の復興支援事業に充当される。補助率は、発電設備が対象経費の10分の1以内で、上限額は3億円。太陽光発電設備の補助率は1.92万円/kW、風力発電設備は2.24万円/kWのいずれか低い額になるという。蓄電池や送電線の補助率は経費の半額以内で、上限額は15億円とされる。30日から8月1日まで公募し、7月12日には事業の説明会も開催する予定。事業提案は県企画調整部エネルギー課再生可能エネルギー導入支援事業(発電設備等)担当(〒960-8670 福島市杉妻町2-16)で受け付ける。