2017/06/26 ニュース
ソーラーフロンティア、高出力の新型太陽電池を来年に発売

 ソーラーフロンティアは6月21日、新型のCIS薄膜太陽電池「SFKシリーズ」を2018年1月から出荷すると発表した。SFKシリーズには180W型の「SFK180-S」、185W型の「SFK185-S」があり、受注活動は今年9月8日から始める。同社の国富工場(宮崎県)で製造し、積雪などに備えて耐荷重を高めた新設品も順次発売するという。SFKシリーズは、モジュール構造の改良で、排水性や意匠性などの機能面の向上や軽量化を実現した。質量は現行品比で1.5kg軽量化され、新しいフレーム構造の採用で、パネルを水平設置した際の水切り性能も向上した。また、汚れが付着したときに出力低下を抑える機能が付加され、コンスタントな発電出力の維持に貢献する。なお、SFKシリーズの発売で現行の「SFシリーズ」は今年末で販売を終了する。