2017/06/23 ニュース
東電グループ、常陸那珂火力で石炭と木質バイオマス燃料を混焼

 東京電力フュエル&パワーは6月22日、常陸那珂火力発電所1号機(茨城県東海村、出力100万kW)で、木質バイオマス燃料の使用を始めたと発表した。同社では初の試みで、主燃料の石炭に、木くずなどを圧縮成型した燃料を最大3%混焼する。これでCO2排出量の減少を目指すという。今秋には2号機(同)でも最大4.5%の混焼を予定しており、両プラント合計で、年間約8万tの石炭消費量と約22万トンのCO2排出量を削減できる見込み。