2017/03/08 ニュース
セントラル硝子、チェコで二次電池用電解液の製造販売会社を設立

 セントラル硝子は3月7日、6日付でチェコ・プラハ市に二次電池用電解液の製造販売会社「Central Glass Czech s.r.o.」を全額出資で設立したと発表した。資本金は2000万コルナ(邦貨換算約9000万円)で、代表には本城啓司・同社エネルギー材料営業部次長が就任した。新会社は、欧州でリチウムイオン二次電池用の電解液需要が伸長していることに対応するため設立された。工場の候補地は現在検討中だが、生産能力は標準電解液換算で年間2万tを目標にしている。これで、同社グループ全体では、新拠点も含めると年間約5万t以上の生産能力を持つことになるという