丸紅は11月20日、産業革新機構と共同出資している英国の洋上風力据付大手シージャックス・インターナショナル・リミテッドが、新しい洋上風力据付船を19日に竣工したと発表した。竣工したのは「Seajacks Scylla」で、クレーン容量は1500t、最大作業深度は65m。最大積載重量は8000tと4MWクラスの洋上風力用機器12セットを積んで航行できる。
建造資金は三井住友銀行、ING Bank N.V.、Swedbank AB(PUBL)など7行からなる銀行団が融資した。これに加え、韓国貿易保険公社の保証も活用する。今回の竣工で、シージャックスの作業船は5隻体制となる。