福岡県は7月24日、「平成27年度 福岡県水素ステーション整備費補助金」の対象事業の公募を始めた。8月7日まで応募を受け付ける。補助額は1件当たり4400万円が上限額で、予算の範囲内で決定する。この補助金は燃料電池自動車(FCV)普及策の一環で、水素ステーションの整備を促進するためその整備費の一部を補助するもの。
補助対象のステーションは、70MPaのFCVに5kgの水素を3分程度で充填できる定置式のものとされている。また今年度内に設置が完了することも補助要件の一つ。希望者は交付申請書など必要書類一式を、北部九州自動車産業アジア先進拠点推進会議事務局（福岡県商工部自動車産業振興室内）に提出する必要がある。交付案件は8月下旬頃に決まる見通し。
