2015/07/01 ニュース
三菱マテほか、標津町で地熱発電用の噴気状況を確認

 石油資源開発、三菱マテリアル、三菱ガス化学は6月30日、北海道標津町で地熱構造試錐井の仮噴気試験を実施したと発表した。石油天然ガス・金属鉱物資源機構の助成を得て、3社が標津町の武佐岳で実施したもので、蒸気26t/時、熱水16t/時の噴出量を確認した。3社は掘削調査を平成25年度から行っており、26年度に試験を実施した構造試錐井「武佐岳SMMG-2D号井」を掘削している。仮噴気試験は6月12日~6月25日の期間中、掘削深度約2000m(傾斜井)、坑内の最高温度は333℃(6月5日時点)の条件下で行われた。