2015/06/24 ニュース
中部電力、機器トラブルで徳山水力発電所1号機の運開を延期

 中部電力は6月22日、今月の予定だった水力発電設備「徳山水力発電所」1号機(岐阜県揖斐川町、最大出力13万1000kW)の営業運転開始時期を9月に延期すると発表した。試験運転中に、水車発電機の回転部の荷重を支えスラスト軸受で温度上昇が確認されたためで、同社は発電機を停めて内部点検と原因調査を実施した。その結果、不具合はスラスト軸受の冷却不足で引き起こされたものと判明。今後冷却器を増設するなどして、試験運転に合格次第営業運転に入る。2号機(2万2400kW)は昨年5月15日に運転を開始している。