伊藤忠商事は12月8日、岡山県岡山市内に出力37MWの大規模太陽光発電設備を建設すると発表した。芙蓉総合リース、サイサンと森和エナジーが設立したエネワンソーラーと共同で事業会社を設立して建設する。設備の設計施工は東芝、土地造成工事は大林組がそれぞれ担当する。新設した事業会社は、みずほ銀行が幹事の市中銀行団とプロジェクトの融資契約を締結し、今月にも設備を着工、平成28年12月の竣工を目指す。
新設する設備の年間発電量は約4300万kWhで、CO2削減効果は年間で約2万6000tと見込まれている。発電した電力は中国電力に売電する。事業会社の出資比率は、伊藤忠商事が50%、芙蓉総合リースとエネワンソーラーが25%ずつとなっている。