世界気象機関(WMO)は、主要な温室効果ガス、二酸化炭素(CO2)の大気中の濃度(世界平均)が2023年は1984年の解析開始以降最高だったと発表。WMOによると、濃度上昇のペースは加速しており、過去20年で10%以上増え、18世紀の産業革命前の水準の約1.5倍となった。化石燃料由来の排出量が減らず、さらに山火事に伴うCO2排出や森林による吸収量の減少が増加に拍車をかけているという。
世界気象機関(WMO)は、主要な温室効果ガス、二酸化炭素(CO2)の大気中の濃度(世界平均)が2023年は1984年の解析開始以降最高だったと発表。WMOによると、濃度上昇のペースは加速しており、過去20年で10%以上増え、18世紀の産業革命前の水準の約1.5倍となった。化石燃料由来の排出量が減らず、さらに山火事に伴うCO2排出や森林による吸収量の減少が増加に拍車をかけているという。