2023/10/10 ニュース
水素の需要創出、2030年までに世界で1.5億トン目標

脱炭素に向けた水素の活用などを話し合う国際会議「水素閣僚会議」が都内で開かれ、EU(ヨーロッパ連合)やオーストラリアなど23の国や地域などが参加した。経済産業省は、2030年までに1億5000万トンの水素需要を生み出すという目標を各国と共有したと報告。水素の需要見通しが示されたのは今回が初めてで、このうち再生可能・低炭素水素需要量を9,000万トンとし、発電が40%、製鉄や化学を始めとする産業部門が38%、輸送で20%、残りをその他の分野とした。