2023/07/26 ニュース
太陽光パネル、30年代後半に大量廃棄時代が到来!

太陽光パネルは再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)が始まった2012年から急速に普及してきたが、その多くは30年代後半に寿命を迎える見通しで、適切な回収やリサイクルの強化が課題となっている。使用済み太陽光発電パネルのガラスを活用した新規事業が広がる中、大量廃棄時代の到来を見据え、国は対策の検討を始めた。環境省によると、21年度のパネル廃棄量は約2300トン。現在は不良品や災害による破損品が大半だが、30年代後半ごろには年間最大で50万~80万トンに上ると見込む。