2022/04/28 ニュース
新電力の決算、半数以上が赤字に

2022年4月26日に東京商工リサーチ(東京都千代田区)が発表した調査結果によると、電力小売販売を主力とする新電力専業企業212社の2021年1月期〜12月期の決算は56.3%の企業が赤字となり、24.1%だった前期から大幅に増加した。2021年1月に日本卸電力取引所(JPEX)の取引価格が大きく高騰したため、電力調達をJPEXに依存していた新電力の調達コストを圧迫した。また同年秋に再び電力需給がひっ迫し、コスト高により経営が圧迫された。その結果、14件の新電力が倒産した。