2021/05/14 ニュース
三菱総研が洋上風力発電分野で英国BGVと覚書を締結

2021年5月11日、株式会社三菱総合研究所 (東京都千代田区)は、BGV Associates(英国)と4月28日に洋上風力発電分野のコンサルティングサービスにおける連携強化を目的とした覚書を締結したと発表した。洋上風力発電の導入拡大を支える関連制度の創設や運用支援、民間事業者に向けた入札対応の支援、市場参入の支援など各種コンサルティングサービスの拡充を図る。これまで洋上風力発電は欧州が20年以上先行して世界市場を引っ張ってきたが、近年はアメリカやアジアの市場が成長している。日本でも2030年までに1000万kW、2040年までに3000万〜4500万kWの案件形成を目指すという政府の方針が示され、日本市場が注目されている。また、国内の洋上風力発電に関する幅広い産業に新規参入や事業拡大の機会が広がっている。