四国電力は6月29日、石炭火力発電設備の西条発電所(愛媛県西条市、出力40.6万kW)で石炭灰混じりの排水が発電所外の海域に流出したと発表した。この排水は、雨水側溝から温排水を一時的に滞留させる拡散槽に流出しており、現地のパトロール員が発見した。流出量は約480立法mで、発見後は遮断弁を閉止し、拡散槽への流出を停止させた。流出の原因は、浄化した後に排水する所内設備の洗浄排水を、弁の誤操作で浄化前に流出させてしまったためだという。排水は温排水とともに発電所外に流出した。同社では、流出した水の石炭灰含有量は公害防止協定の基準値を下回っているので、環境への影響はないと考えている。
2018/07/02 ニュース
愛媛県で石炭灰混じりの排水が発電所外に流出 四国電力
2018/06/29
2018/06/29
2018/06/29
2018/06/29
2018/06/29