東北電力は3月13日、同社の水力発電設備、信夫発電所(福島市、出力5950kW)のダム調整池で工事用資機材が流失したと発表した。流出したのは鋼管製の直径0.8m、長さ6m、重さ約2tの防舷材で、10日の9時頃に流出を確認したという。この防舷材は、資機材を運搬する台船が船着場に接岸する際の衝突、衝撃緩和のために使用していたもの。同発電所ではダムゲートの取り替え工事を行っており、ダム調整池内に係留していたが、河川が増水したため流失したものと見られている。同社は、ダム調整池から阿武隈川河口までの約90kmの範囲を捜索したが、13日の時点では防舷材を発見していない。同社は、防舷材を発見した場合、同社福島発電技術センター土木課(TEL:024-539-8677)まで連絡してほしいと呼びかけている。
2018/03/14 ニュース
東北電力、水力発電設備で工事用資機材の流失事故発生
2018/03/14
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