2013/05/10 ニュース
名古屋市、環境事業所の屋根などを太陽光発電用に貸借

 

 名古屋市は市の環境事業所、リサイクルプラザなど環境関連の市営24施設の屋根(計2万5020㎡)を、太陽光発電事業者向けに貸し出す。市は、応募者が提出した企画提案を審査し、事業実施者を8月上旬以降に決定する。企画提案書の提出は6月28日まで受け付けている。
 
 施設屋根の使用量は、使用面積1㎡当たり年100円以上で事業者が決められる。市が事業者を決定後、事業者は遅くとも来年3月末日までに発電を開始する必要がある。発生する電力は全量を売電するが、電力会社との契約は事業者が行うほか、災害時・非常時は設備で発電する電力を市が無料で使用できるという条件が課せられる。契約期間は契約締結日から最大20年間。