福島県は4月21日、3月6日から公募していた阿武隈地域での風力発電事業で仮事業者を選定したと発表した。同事業の公募はこれが3度目で、既に3社が仮事業者に選出されていたが、今回の公募ではこれら3社の区域に重複して計画することも認めていた。なお出力は6000kW以上であることが前提だった。今回、仮事業者に選定されたのは葛尾風力(2500kW型機×6基で計画、事業予定区域は葛尾村野行付近)、JR東日本エネルギー開発(3400kW型機×23基、いわき市神楽山付近)の2社。同時に本事業者として、▽福島復興風力(2500kW型機×60基、葛尾村~川内村の尾根)、▽JR東日本エネルギー開発(3400kW型機×12基、川内村鬼太郎山付近)、▽あぶくま南風力発電合同会社(2000kW型機×45基、いわき市猫鳴山付近)--の3社を本事業者に選定した。ただし、県は本事業者・仮事業者ともに、この選定は風力発電事業の実施を決定したものではないとしている。
2017/04/24 ニュース
JRグループなど阿武隈地域の風力仮事業者に選定 福島県
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