2016/06/02 ニュース
東芝、トルコで地熱発電用蒸気タービンなどを受注
 東芝 エネルギーシステムソリューション社は5月30日、トルコ向けにフラッシュ型蒸気タービンと発電機(出力約7万kW)を受注したと発表した。同国の電力大手、ゾルルエナジーグループがトルコ西部に建設するクズレデレ第3地熱発電所向けのもので、12月から順次納入する。新設備の稼働は2017年10月を予定している。
 
 新設備は、地中からの蒸気を直接利用するフラッシュ型発電設備と、沸点の低い媒体の蒸気を利用するバイナリー型発電設備で構成されるコンバインド型の地熱発電設備。総出力は約9万kWに上り、バイナリー型発電設備は、昨年10月に同社とオーマットが受注している。