豊田通商は11月25日、米インディアナ州で計画中の「セント・ジョセフ天然ガス焚火力発電所」の建設・運営に参画すると発表した。この案件は、インディアナ州セントジョセフ郡に発電容量700MWのガス火力発電設備を建設するもので、今月に本格着工する。設備はシーメンス製ガスタービン「SGT6-5000F」を2基、蒸気タービン1基を主機に構築し、2018年春の完工・商業運転開始を予定している。
稼働後は、北米の電力卸売市場PJMを通じて電力を供給する。今回の案件の出資比率は同社が20%、米国の電力事業会社Ares EIF Groupが80%となっている。開発の実務は、米国の発電事業開発会社ディベロップメント・パートナーズ・グループLLCが担当した。