2015/05/18 ニュース
三井住友建設、水上ソーラー用フロートシステムを開発
  三井住友建設は5月18日、水上設置型の太陽光発電設備用フロートシステムを開発したと発表した。システムは太陽光パネルを装着するフロート、フロートを連結する連結板、フロートと連結板を固定する緊結バンドからなる。太陽光パネルはフロート毎に一枚づつ取り付ける構造となっている。
 
 システムの設置可能パネル外形寸法は幅1500~1700mm×奥行980~1000mm×高さ35~50mm。フロート内部には発泡剤を充填され、フロートに損傷が生じても浸水を防ぐ。中空のフロートと比べ、剛性強度は3~5倍に高められている。さらに冷却効果を高めるために、フロート中央に開口部が設けられている。同社は今後、未利用のため池、ダムなどの水面を活用する案件が増えると見込み、全国的に拡販を図っていく考え。