環境省と日本自然保護協会は、里山や里地に生息する鳥や蝶など身近な生物の個体数が急速に減少していることを示す報告書を発表。調査は2005~22年度の長期間にわたり、北海道から沖縄県までの全国325カ所を調査地とした。その結果、鳥類ではスズメやオナガなどの種が、また蝶類では国蝶のオオムラサキといった以前はなじみ深かった種が、絶滅危惧種認定基準以上の減少率であることが明らかになった。
環境省と日本自然保護協会は、里山や里地に生息する鳥や蝶など身近な生物の個体数が急速に減少していることを示す報告書を発表。調査は2005~22年度の長期間にわたり、北海道から沖縄県までの全国325カ所を調査地とした。その結果、鳥類ではスズメやオナガなどの種が、また蝶類では国蝶のオオムラサキといった以前はなじみ深かった種が、絶滅危惧種認定基準以上の減少率であることが明らかになった。