日本気象協会は、「地球沸騰化時代の熱中症対策」として情報発信を開始。暑さが本格化する前の早めの対策として、徐々に体を暑さに慣れさせる「暑熱順化」の重要性を周知。通勤・通学に１駅分歩くことや入浴、サウナなど日常生活の中で取り入れられる順化を推奨している。また、高齢者に向けては、「温度に対する感覚が弱くなって暑さを感じにくく、喉の渇きも自覚しづらい」と指摘。室内に気温計や湿度計などを置き、現状の危険度を「見える化」して把握できるようにする等の対策を求めている。