京都大学発のスタートアップ企業である株式会社エネコートテクノロジーズ(京都府久御山町)は、2023年6月27日、車載用ペロブスカイト太陽電池の開発をトヨタ自動車株式会社(愛知県豊田市)と共同で行うと発表した。次世代太陽電池として期待されているペロブスカイト太陽電池は、薄くて軽く、しかも曲げられることから車のルーフなどに搭載するのに適している。
ペロブスカイト太陽電池は日本で発明された技術で変換効率などでは世界トップ位にいるが、欧州や中国でも開発が盛んに行われており、量産化においては遅れているのが現状だ。