洋上風力発電事業によって結成された国際団体「海洋再生可能エネルギー連合(Ocean Renewable Energy Action Coalition)」は、2020年6月9日、2050年までに全世界で14億kWの洋上風力発電の開発が可能であるとの見通しを発表した。これが実現すれば、洋上風力発電が2050年の全世界における発電容量の約10%を占めることになり、年間30億トン以上のCO2(二酸化炭素)排出量の削減に貢献できる事になる。
海洋再生可能エネルギー連合にはエルステッドやヴェスタス(以上デンマーク)などのほか、日本からは唯一JERA(東京電力と中部電力が折半で出資)が参加している。